≪近刊紹介≫
ISBN978-4-263-21670-5
2009年に発行した初版本での,「食べているか,いないか」から始まるフローチャートによる摂食嚥下障害への対応の考え方を踏襲し,この8年間に得られた新たな知見やevidenceを盛り込みました.さらに時系列的にどのように評価して短長期的プログラムを作るかについて解説しました.初版本よりもはるかに多様な現場での使用に用いえるように記述しました.
舘村 卓著:生活参加を支援する口腔ケアプログラムの作り方
2016年9月13日発刊 永末書店
口腔ケアは、対象者の生活する状況によって異なり、その状況は同一個人であっても経時的に変化するため、その都度評価してニーズを明確にして調整する必要があります.口腔ケアプログラムを構成するうえで必要な考え方について、口腔生理学の視点から説明しました.また、プログラムの構成のために必要な評価項目とその見方、生活する状況の相違によってどのような口腔ケアが求められるか、そのうえで実際に取り組む際の介入方法については、フローチャートを用いた考え方を示しました。
舘村 卓著: 口蓋帆・咽頭閉鎖不全-その病理・診断・治療-
2012年1月10日発刊 医歯薬出版
ISBN978-4-263-21388-9
●類書なし! 音声言語機能の要であり,かつ嚥下障害の起点である鼻咽腔閉鎖機能障害の全体像を詳述しました.口蓋裂,外傷性頭部障害,脳卒中などによる運動性構音障害などに随伴する障害の隠れた起点である口蓋帆咽頭閉鎖機能不全症の病理,診断,治療法について,内外で初めての著です.
ISBN978-4-263-73120-8 C3047
「病態や責任疾患に依存しない」「在宅や施設でも」「対象者とコミュニケーションが可能かどうかに関わらず」それらに共通して適用が可能な、臨床口腔生理学に基づいた手法をフローチャートで明解に提示(表紙より)
推薦文は、筑波大学名誉教授紙屋克先生、守口歯科医師会吉田春陽先生から頂いています。
本書初版の翻訳に続いて「学習者に利する」ために,最新の情報を網羅し,多くの表,図,事例を提供 し,言語病理との関係の薄い分野は大胆に少なくし,読みやすく理解しやすくという哲学で原著は書かれている.内容の高さは,Bhatnagar自身が米国 内外の多くの専門家の意見やコメント,指導を受けることで担保されている.本書は,聴覚・言語病理の観点から神経科学を見るものであり,学生のみならず臨 床家や指導者にも十分役立つ成書である.
舘村 卓訳 ゼムリン 言語聴覚学の解剖生理
原著は,米国のみならずヨーロッパにおける主要な言語病理学の専門機関や教育機関でテキストとして使われている.Zemlinの目指したところは,解剖学から生理学まで,そして基礎から臨床まで,間断なく往来する一流の読み物を作ることであった.無味乾燥になりがちな解剖学・生理学を心地よく理解できるように様々に工夫されている.
〔近刊〕
疾患別に診る嚥下障害
医歯薬出版 2012年8月
舘村は「唇顎口蓋裂」を担当いたしました.非症候性の唇顎口蓋裂では,裂が開存していたり口蓋帆咽頭閉鎖機能不全があっても,嚥下障害は生じません.学会のe-learningでも「唇顎口蓋裂」の項目があり,そちらも担当しましたが,口蓋に裂があるため,口腔での送りこみや咽頭期での嚥下に障害が生じると一般に思われやすいでしょうが,生じないことを書いています.
息切れの診かた
文光堂出版 2012年8月
ISBN 978-4-8306-1730-0
多くの臨床現場で遭遇する「息切れ」を訴える症例を提示し,どのように考えるか,どのように対応するかについて,この分野での経験豊富な専門医が執筆されています.
原田博雅先生と「在宅医療・看護を考える会」でお世話になっております松尾 汎先生の監修によります.その中で「誤嚥」を担当いたしました.
TOUCHは,様々な原因による摂食嚥下障害に口腔ケアで支援するプログラムを提供します.
病院・施設の利用者様のご不自由さの評価と職員様の技能の評価にもとづいて,最適の口腔機能プログラムをご提供します.
TOUCH口腔機能回復センターと連携しての対応も行います
諸料金振込先